ピアスを開けている人なら誰もが一度は経験するピアスの臭い。放っておくと、周りの人に気づかれてしまうかも……。でも大丈夫！
本記事では、ピアスのニオイの原因と、臭いを防ぐためのケア方法をご紹介します。ピアス経験豊富な筆者が、元アクセサリーショップ店員の知見を交えて詳しく解説していきますよ。
ピアスが臭う原因は、汚れや金属アレルギーかも
ピアスが臭くなる原因は、主に「汚れの蓄積」と「金属アレルギー」の2つです。
まず、ピアスの穴に汚れが蓄積することで、雑菌が繁殖し、嫌なニオイを放つようになります。ピアスホールは常に皮膚と接しているため、汗や皮脂、ホコリなどの汚れがたまりやすいのです。
また、金属アレルギーを引き起こす素材のピアスを使っている場合も、ピアスが臭くなる原因になります。金属アレルギーが起こると、ピアスホールが炎症を起こし、腫れや膿んだりすることがあります。その結果、不快なニオイを放つようになるのです。
ピアスのニオイに悩んでいる人は多いですが、原因がわかれば対策も立てやすくなります！自分のピアスが臭う原因を見極めることが大切ですよ。
ピアスを清潔に保つ日々のケアが臭い予防に効果的！
ピアスの臭いを防ぐには、日々のケアを丁寧に行うことが何より大切です。
具体的には、ピアスとピアスホールを毎日こまめに洗浄しましょう。ぬるま湯で汚れを洗い流し、綿棒などで優しく クリーニングします。洗浄後は、よく乾燥させることを忘れずに！
また、ピアスを外す際は手を清潔にし、ピアスも定期的に消毒するようにしてください。消毒用エタノールなどを使うと、雑菌の繁殖を防げます。
ケアを怠ると、せっかく開けたピアスが臭いの原因になってしまうので注意が必要です。面倒に感じる日もあるかもしれませんが、ピアスを清潔に保つことを習慣づけましょう！
肌に優しい素材のピアスを選ぶのも◎
ピアスの素材選びも、臭い予防の重要なポイントです。
金属アレルギーの原因になりやすいニッケルや真鍮、銅などを含むピアスは避け、医療用ステンレスやチタン、ゴールドなど、肌に優しい素材のピアスを選ぶようにしましょう。
アレルギー反応を起こしにくい素材のピアスを使うことで、ピアスホールのトラブルを防ぎ、ニオイの発生も抑えることができます。
ピアス選びは、デザイン性だけでなく、素材の安全性もしっかりチェックすることが大切ですよ！
ピアスを長時間つけっぱなしにしないことも大切
ピアスを長時間つけっぱなしにしていると、ピアスの臭いが強くなることがあります。
皮膚とピアスが密着している状態が続くと、汚れがたまりやすくなるためです。特に、就寝時は長時間ピアスを外せないので、ニオイが発生しやすい環境になってしまいます。
ピアスの臭いが気になる人は、できるだけピアスを外す時間を作ることをおすすめします。例えば、お風呂に入る際はピアスを外し、ピアスホールを洗浄するようにしましょう。
また、就寝時は、肌に優しい素材のピアスに変えたり、ピアスを外して寝るようにすると良いでしょう。
ピアスをつけっぱなしにせず、こまめに外す習慣をつけることで、ピアスの臭いを防ぐことができますよ！
ピアスの臭いが気になったら迷わず病院へ
きちんとケアしているのに、ピアスから強い臭いがする場合は、感染症の可能性があります。
ピアスホールが化膿していたり、炎症を起こしていたりすると、ニオイがきつくなることがあります。その場合は、自己流のケアでは改善が難しいこともあるため、早めに病院を受診しましょう。
皮膚科や美容皮膚科では、ピアストラブルの治療も行っています。感染症が疑われる場合は、医師の診断を受け、適切な治療を受けることが大切です。
ピアスの臭いは、放っておくと症状が悪化してしまうこともあるので、我慢せずに病院へ行くことをおすすめします！早期発見・早期治療で、ピアスを清潔に保ちましょう。