軟骨ピアスは痛い?ボディピアスを開ける時と開けた時の痛みと痛み軽減の方法

ピアスが痛そうな女性

ボディピアスを開けるときって「どこに開けるか」「どのくらい痛いか」で迷ってしまいますよね。

痛みは個人差が大きく、「トラガスが一番痛かった!」という人もいれば「トラガスが一番痛くなかった!という人もいます。ピアスを開ける時の痛みは、開ける位置・開け方・体調などで左右されやすく軟骨部分の硬い場所や粘膜部分などが痛いと言われやすいです。

今回はボディピアスの位置別の痛みについてや、できるだけ痛くなく開ける方法について、筆者の体験談も交えながらご紹介します。

目次

ピアスは痛いけど痛くない理由

筆者は耳に17個ピアスが開いていますが、ピアスをたくさん開けていると「痛かった?」「痛くない?」と聞かれることが多いです。私は大体「思ったよりも痛くなかった」と答えます。

これは私が痛みに強いというわけではなく、痛みを感じない根拠があります。

人は痛みを感じるとアドレナリンが出る

実はピアスを開けると「開いた!」という達成感だけでなく、痛みを和らげようとするため脳からアドレナリンという物質が出ます。そのため、ピアスの穴開けをするとなんとなく頭がすっきりするような感覚や元気になった感覚が得られやすいです。

また、なんとなくモヤモヤしているときにピアッシングする人が多いのも、痛みによって意識が嫌なことから逸れるので、案外理にかなっている行動でもあります。

「気持ち的にモヤモヤしていたときは痛くなかった」という人もいるように、そのときの気分も少なからず関係してくることがあります。

耳たぶ(イヤー・ロブ)は痛覚が少ない場所

イヤー・ロブピアス(耳たぶ)

耳たぶは体の中でも痛覚が少ない場所です。耳たぶを軽くつねると、腕に比べて痛くないという人が多いのではないでしょうか。

そのため、初めて開ける場所を迷っているならまずは一旦耳たぶに開けてみるのがおすすめです。学生のときにピアッサーを握り締めて散々怯えたあとに「全然痛くなかった!」と笑顔になる友人を何人も見てきました。

私も注射は苦手ですが、毎回びびりながらも楽勝で開けています。

ボディピアスの痛み

私が実際に開けてみて痛かった部位やSNSでよくつぶやかれている痛みに関する投稿を引用しながら、ボディピアスの痛みについて解説していきます。

ピアスを開けた時の痛みは「鈍い痛み」「ドクンドクンと脈打つ感じ」

個人的にピアスの痛みを例えるなら開けた瞬間からドクンドクンと脈打つように痛みの波が来ます。

時には、脈打つ痛みが頭痛になることも。ときどき開ける前に鎮痛剤を飲んでいる人がいますが、麻酔ではないので飲んでも痛いです。
開けた後のズキズキと続く痛みや、頭痛には効果があるのであまりにつらい場合は飲みましょう。

開けてから頭痛が続くようなら塞いでしまって、開け直すことで改善することもあります。

軟骨ピアスの中でコンク・ヘリックス・トラガスは比較的痛い

軟骨のピアスの痛いと言われやすい場所

SNSでよくつぶやかれている痛みに関しては、市販のピアッサー(バネでガチャンとなるタイプ)を使用している人が多い印象です。

人気な部位で市販のピアッサーを使って開けやすい位置にあることから「コンク」「ヘリックス」「トラガス」に関する痛みの投稿が多いのではと思われます。

以下に、Twitterでつぶやかれていた痛みに関するツイートをまとめました。

実際のつぶやきをみてみると、痛みの感覚は本当に人それぞれで結局どこも痛いです!

コンクが痛かったという人たちのツイート

ヘリックスが痛かったという人のツイート

トラガスが痛かったという人のツイート

開けるときよりも開けた後が痛い

開ける時はもちろんドキドキしますが、開けたあとの方が痛い場合もあります。

開けた後のトラブルだとこのようなものがあります。

  • 腫れてきてシャフトがギリギリになってしまった
  • 着替え中などにひっかけてズキズキする
  • 触りすぎて傷口が膿んでしまった

シャフトとは、ピアスの軸のことを指します。適度な長さは前後に動かせるくらい余裕があるのが良いのですが、前後に動かせないほど腫れてしまうこともあります。

順調にいけば3日〜1週間程度で痛みが気にならなくなるはずなのですが、忘れた頃にひっかけてしまうとほぼほぼトラブルになります。気になって開けたてのピアスを触っていると傷口からバイ菌が入り膿んでしまうことも。

軟骨ピアスは完全に安定するまで1〜2年かかると思った方がいいので、育てる気持ちで長く付き合っていく必要があります。

耳以外のピアスは安定しづらいため引っ掛けて痛みやすい

ヘソピアス(ナベル)

耳以外のボディピアスは耳から離れている分、開ける時のプチッというような貫通する音が伝わってこない分痛みは感じづらい人が多いです。

耳に比べると安定しづらい部位が多く、あとから強く引っ掛けることでトラブルや痛みが出るケースが多いです。

例えば以下のようなピアスです。

  • ナベル・ホリゾントナベル(へそ)
  • ネック・ヴァンパイヤ(首)
  • マディゾン(鎖骨)
  • ナックル・ハンドウェブ(手)

平坦な場所になるため、ピアッサーで綺麗に開けるのは困難なため基本的にはニードルを使って開けます。どれも引っ掛けやすく、排除されやすい位置になるのでできるだけ負担を感じさせないように生活することが大切です。

拡張ピアスは痛い

拡張ピアス 拡張器

ピアスは18G→16G→14G→12G…とゲージが大きくなるにつれてサイズの感覚も少しずつ広がります。

12Gまではお風呂上がりなどの皮膚が伸びやすいときや、ワセリンなどを使うことでほぼ無痛で拡張できます。
最初は0.2ミリ感覚からだんだんと感覚が広がり、10G→8Gは一気に1.2ミリ感覚になるので拡張サイズが大きくなるほど痛いです。

自身は片耳00Gまで拡張しましたが、10G→8Gの壁が大きく何度もやめそうになりながら拡張していました。

ダーマルパンチ

拡張せずに耳たぶごと丸く切り抜く方法もあります。

さすがにやったことないのですが、皮膚が伸びないので拡張よりも綺麗と言われています。耳たぶごとくり抜いているので当然のごとく普通の穴開けよりは痛いと思われます。

ピアススタジオで開けると痛みを感じづらい

ピアッシングセット

ピアススタジオ(ピアッシングスタジオ)で開けると、プロのピアッサー(ピアスを開ける人)が正しい位置に素早く開けてくれるため、痛みを感じづらいことが多いです。

市販のピアッサーは無理やり針を押し込んで開けているようなもので、セルフだとよく見えず硬い部分や狙ってない場所に開けてしまい痛みを感じやすいのです。
穴開けに時間をかけると耳がだんだん腫れて硬直するので、元の形がわからなくなり中断せざるをえないこともあります。

もちろん開ける場所によりけりですが、自分で痛みと闘いながら開けるよりもプロにサクッと開けてもらうと傷口が綺麗で安定しやすいですよ☆

ちなみに自身はピアススタジオでニードルを使って開けてもらったトラガスが一番痛くなかったと感じています。

ピアスはできれば人に開けてもらった方がいい

ピアッシングは基本的に医療行為なので、お友達に開けてもらうのは当サイトではおすすめしません。Youtubeは無茶なピアッシングやってみた動画が多いので見るだけで真似はしないでください。

人に開けてもらう時はできるだけピアススタジオか、金銭的に難しければピアッサー提携の病院などに行くのがおすすめです。

痛みにどうしても弱い人は、病院なら要相談で麻酔をしてくれるところもあります。

セルフで素早く開ける自信がある人は市販のピアッサーよりも、ニードルで開けることがおすすめ☆

軟骨の硬い場所・分厚い場所は痛い

ピアススタジオや病院で開けてもらう時でも、耳を触ってみて硬い部分や分厚い部分は痛みを感じやすいです。

耳の形も個人差がありますが、分厚くて痛いと言われがちな軟骨ピアスは以下のような部位です。

  • アンチトラガス
  • スナッグ
  • フォワードヘリックス
  • インナーコンク
  • ロック(ルーク)

耳の形状的にニードルを曲げないといけない場所もズルッという感覚があって痛いです。

自身がピアススタジオで開けてもらったアンチトラガスは激痛だった上に排除されてしまいました。

粘膜・性器部分は痛い

舌ピアス(センタータン)

開けている人は少なめだけど、人気なのが舌ピアス(センタータン・タンリムなど)です。

舌・唇・鼻などの粘膜部分は痛みを感じやすく、ケアを怠るとあとから腫れやすい位置です。
舌ピも激痛という人もいれば、ピアススタジオの上手な人に開けてもらってほぼ無痛だったという人もいます。

開ける人はかなり少ないであろう乳首や性器などのピアスも、人によって失神するほど痛いという話も聞きます。

唇のピアスも裏側は粘膜になります。粘膜部分にピアスを開けると最近感染などのリスクから、献血ができないなどのデメリットもあるので開ける時はよく考えて開けましょう。

できるだけ痛みを軽減する方法

病院マーク

ピアスを開けるときにできるだけ痛みを感じにくくする方法をご紹介します。

痛みで歯を食いしばってしまう人や声を出したい人は、事前にタオルを噛んで和らげておくと緊張がほぐれて防音効果もありおすすめです。

ピアスを開ける前に冷やす方法もありますが、感覚は一瞬麻痺するものの、耳が温まってくると逆に痛みを感じやすかったりかゆみを感じるという話も多いです。

個人差がありますが、深呼吸してみるのも意外に痛みに効果があります。

できるだけ皮膚が薄い場所に空ける

軟骨に開ける時はできるだけ、触ってみて硬くない場所・皮膚が薄い場所を選ぶと痛みを軽減できることがあります。

コンクなど厚みがある部分は痛かったと感じる人も多い部分なので、自分の耳を触りながら開ける場所を探してみてください。

貫通に時間をかけない

セルフで開ける場合、時間をかけるほど耳が腫れて硬くなるので鈍い痛みを感じやすく血も出ます。

ピアッサーで開ける場合は、位置を決めたら一気に握る・ニードルの場合は一気に開けることを目標に開けましょう。
ニードルで反対側の皮膚に刺さってしまいそうなときは、消しゴムを当てておく方法も。

自分で開けない

痛みや失敗がこわいならピアススタジオにてプロのピアッサー(ピアスを開ける人)に開けてもらうか、ピアスの穴開けに対応している病院に行きましょう。

どうしても痛みに耐えられそうにない人は、病院なら麻酔対応をしてくれる場合もあります。
ただし、料金が割高になることやあんまりピアスの穴開けで麻酔してくれるところは少ないように思います。

ピアスの専門知識はピアススタジオのお店の人の方が詳しいので、一度プロに開けてもらうことがおすすめです。
後日のトラブルがあったときも、電話すれば対処法を教えてもらえることもあります。

腫れてしまったときの対処法

ピアスを開けたあと一向に腫れが引かない場合や、引っ掛けて傷口がじゅくじゅくとしてしまうことがあります。
実際にピアススタジオで教わったのは、消毒をすると治癒力が下がるので「開けた後は洗浄をがんばる」ということです。

市販で手に入るマキロンやオロナインは殺菌作用が強いので、開けた後に毎日利用するのはおすすめできません。
開けたあとは、なるべく触らないようにしてピアスを前後に動かしながら優しく泡を乗せて流すようにしましょう。

毎日触らない&洗浄ケアを続けているといつのまにか腫れが引いて綺麗になることも多いです。

天然塩(粗塩)でホットソークをする方法

ピアスホールを無意識に触ったり引っ掛けたりしたことで、ピアスホールの横にポコっという肉芽ができたり腫れてきてしまうことがあります。特に肉芽になると見た目もよくないので、自宅でできるセルフケアを試してみましょう!

天然塩(粗塩)を使ったホットソークのやり方は以下です。

  1. 市販の天然塩(粗塩)をマグカップくらいの器に対して1〜2杯入れる
  2. 38度〜40度程度のお湯を入れて、よくかき混ぜる
  3. そのままトラブルがある方の耳を付けて10分程度置く
  4. 優しく綺麗に洗い流して水気を拭き取って完了

1日2回ホットソークのケアを続けると、傷の治癒力が高まって自然と肉芽や腫れが引いていきます。

塩は食塩ではなく、「天然塩」「粗塩」と書かれているものを選ぶのがポイントです。塩の目安は舐めてみてしょっぱいと感じるくらいです。

ホットソークは塩の殺菌効果と、塩を入れることで体液と近い状態になり代謝を促してくれる効果があります。ピアスをする人の中で有名な民間療法なので、まずは1週間程度ホットソークを試して様子見してみましょう。

あまり効果が見られない場合ははやめに外してしまうかで診てもらいましょう。

ピアスが排除によってだんだん横に押し出されている状態や、皮膚に埋まりそうなときはときははやめの判断が大事です。

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筆者プロフィール

モーリ モーリ ライブフォトグラファー / WEBライター

高校入学と同時にピアスを開けたことをきっかけに、全盛期は両耳17個。
一番お気に入りは左耳のラージホール00G。ピアスはファッション的にも気持ち的な武装としても良いです。

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