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【画像あり】軟骨ピアスの位置と名称を解説!変わった付け方や痛みについても

軟骨ピアス・拡張ピアス

軟骨ピアスを開ける前って、「どこに開けるのか」「どのくらい痛いのか」で位置決めに迷ってしまいますよね。また、位置の名前がわからないとインターネットで調べたり、付けるピアスを探すのにも困ってしまいます。

軟骨ピアスは髪型や耳の形でも印象が変わってくる部位なので、どこに付けると一番かわいいのか画像を見ながら似合う部位を見つけましょう。

今回は画像付きで軟骨ピアスの位置・名称についてご紹介します。
実際にトータル17個ピアスを開けてみて個人的に痛かった部位・開け方についても書いているのでぜひ参考にしてみてくださいね。

目次

耳の軟骨ピアスの位置・名称

軟骨ピアスを開けたいけど、どこに開けるのがかわいいの?と迷ってしまいますよね。各部位の呼び方がわからないという人も多いはず。
ピアスの位置と名称を知って、自分の耳の形合った正しい位置に開けましょう。

ここでは耳の軟骨ピアスの基本的な名称を紹介していきます!

一般的な「イヤー・ロブ(耳たぶ)」

イヤーロブの軟骨ピアス

軟骨ではないのですが、せっかくピアスの部位を紹介するので一番メジャーともいえる「イヤー・ロブ」を覚えておきましょう。

開けるときの痛みは、柔らかく痛覚の少ない部位なので他の軟骨部位に比べると痛くないという人が多いです。

イヤー・ロブは基本的に20Gや18Gなどの細いピアッサーを使って開けることが多いですが、16Gや14Gなどの太いピアスをつけることができます。
耳たぶは少しずつ拡張すれば0G〜00Gなど向こう側が見えるくらいに拡張する楽しみ方もあります。

耳たぶはボディピアスもファッションピアスもいろんな形のピアスがつけやすいので、気分でいろいろなデザインを楽しみたい人にもおすすめです!

連なってつけるなら「ヘリックス」

軟骨ピアスのヘリックス

耳たぶの延長線上にある耳の外側の淵の部分を「ヘリックス」と呼びます。
イヤー・ロブの次に人気の部位で、外側の部分になるためピアッサーを使ってセルフでもたくさん開けやすい位置です。

有名人だと木村カエラさんや、山本彩さんなども開けていて比較的認知度も人気も高い部位です。

ヘリックスに開いていれば、上からチェーンがぶら下がるようなデザイン重視のピアスや、イヤー・ロブからヘリックスにかけて3連、4連とシンプルなピアスをたくさん付けたりと遊びの幅が広がります。

アンテナヘリックス

ヘリックスの上部に突き出すように開けるピアスです。ヘッドが三角になっているものでツノのようにつけるとかわいい。

フォワードヘリックス

ヘリックスの耳の内側近く、終わり部分というような部位。髪の毛で隠れやすいからなのか、あまり開けている人はみません。

ワンポイントを楽しむなら「トラガス」

軟骨ピアスのトラガス

耳の入り口近くとちいさな突起した軟骨部分のピアスを「トラガス」を呼びます。

最近はシンプルにトラガスだけ開けている女性も多く、トラガス用のポップなデザインや揺れるピアスも多く販売されているので、ワンポイントで開けるのも人気の部位です。有名人では土屋アンナさんも開けています!

トラガス用の揺れるかわいいピアスもたくさん売られていますが、イヤホンが安定してくなるため普段使う人は要検討です。軟骨は安定するのに最低でも数ヶ月〜1年半程度はかかるため、その間はイヤホンもヘッドホンも痛くて不快な思いをします。

安定してしまえばイヤホンもヘッドホンもつけられて、むしろイヤホンなどを付けるとワンポイントさが増してかわいいので耐えられる人にはとてもおすすめです。

アンチトラガス

トラガスのちょうど反対側に位置する軟骨の盛り上がった部分を「アンチトラガス」と呼びます。

トラガスは耳の軟骨ピアスの中でも人気部位ですが、アンチトラガスはマイナーであまり開けている人は見ません。
耳の形状的に斜めになっているため、ストレートではなく曲がっているバナナバーベルを通すことが多いです。

他の軟骨部位に比べて排除されやすいです。実際に何年か前にアンチトラガスに開けましたが、排除されてきたので外してしまいました。

変わった場所に開けるなら「コンク(インナーコンク・アウターコンク)」

軟骨ピアスのコンク(インナーコンク・アウターコンク)

「コンク」は耳の淵ではなく、内側部分に開けるピアスのことを言います。

耳の上部内側に開けるピアスを「アウターコンク」・さらに耳の入り口近くの丸みを帯びた内側部分のことを「インナーコンク」と呼ばれています。(画像参照)
有名人ではSEKAI NO OWARIのFukaseさんも開けていました。

イヤー・ロブやヘリックスに比べて、少し珍しい位置に開けたい人にはおすすめの部位です。
内径が大きめのリングタイプのピアスを付けることで、耳を束ねるような見た目にもできます。

軟骨の中でも硬い部位になるので、痛みを強く感じる人は多いです。
また、内側になるので場所によってはピアッサーを使って開けるのは難しく、ピアッシングニードルを使った開け方を検討する必要があります。

上級者感を出すなら「インダストリアル」

軟骨ピアスのインダストリアル

アンテナヘリックスのあたりからヘリックスの下部まで真っ直ぐ伸びたインパクトのあるピアスです。
基本的に位置を計算して2つ同時に開けるため、思い立ったときに開けづらく引っ掛けやすいことから中級者〜上級者向けです。

ピアスホールが安定するまで外せないのはもちろんですが、他の部位よりも目立つ・隠しづらいということからバンドマン、フリーター、アーティストなど自由業の人が多くつけている印象です。

有名人だとポルカドットスティングレイの雫さんもインダストリアルに開けています!

変わった開け方だとアンテナヘリックスからアウターコンクに向かって内側に突き刺さっているような形でも開けられます。できるかどうかは自分の耳の形と相談しましょう。

人気になりつつある「ダイス」

軟骨ピアスのダイス

ダイスは、アンテナヘリックスからさらに耳の内側に入った部分に付けるピアスです。

ロック(ルーク)とも間違えられやすい部位で、曲がっている形状のためセルフで開けるのはなかなか難しい部位になります。
ニードルを使っても勢いよく刺せば関係ない部位に突き刺さるので、綺麗に開けるならピアッシングスタジオがおすすめです。

そんな開けづらいダイスですが、男女共に人気高い位置でシームレスタイプの星やハートピアスを付けるのが流行中。

シームレスリングは留め具がないので、ペンチなどを使って曲げてつけるピアスです。着脱が自分では難しいので、開けてから基本つけっぱなしの人向けです。

着脱したい人はCBRやサーキュラーバーベルもつけられます。

耳の形によって開けられない「ロック(ルーク・ローク)」

軟骨ピアスのロック(ルーク・ローク)
ダイスと間違えられやすい、ダイスの向かい側の引っかかりの部分に位置するピアスです。

ロックという読み方が一番多い気がしますが、ルーク・ロークなどとも呼ばれます。
耳の形はかなり個人差があるので、人によっては引っかかり部分があまりないため開けられない場合もあります。

(私は耳の形状的に開けられませんでした。)

軟骨ピアスの中では引っ掛けやすく比較的排除されやすい部位。

開ける人が少ない「スナッグ」

軟骨ピアスのスナッグ
あんまり開けている人は見ないマイナー部位の「スナッグ」です。

アンチトラガスの近くにあって、ヘリックスなどに比べると排除されやすいです。
形状的に腫れたときにシャフト(軸)の長さが足りなくなって埋まりやすいなどがあるので、慣れている人向けです。

穴と穴を繋ぐ「オービタル」

軟骨ピアスのオービタル
耳たぶ部分によく見られるピアスホールとピアスホールを繋ぐ「オービタル」です。

最初からオービタルにしたい場合、付けたい内径のピアスとホールの位置をある程度計算して開ける必要があります。
計算して開けなくても、ピアスをたくさん開ける内に付けてみたらオービタルができることもあります。

個人的には最初からオービタルにするよりも、ピアスホールが別々に安定してからオービタルにした方が傷口が引っ張られることもないのでおすすめ!

部位別おすすめボディピアス

ボディピアスには形状が色々とありますが、基本的にサイズ(ゲージ)が合っていて負担がなければどのピアスをつけてもOKです。

基本的なサイズならイヤー・ロブ(耳たぶ)には18G〜16G、その他軟骨ピアスは16G〜14Gから選びましょう。
拡張する場合はそれぞれ拡張サイズに合ったものを選んでください。

少し変わった付け方をするなら

ピアスを少し変わった付け方をしたい人は以下のような方法がおすすめです!

  • ホールトゥホール
  • クロスインダス

ホールトゥホール(ホールトゥピアス)

ピアスの変わった付け方(ホールトゥホール

耳たぶのピアスを拡張したところにトンネルタイプやアイレットを付けて、さらにそのホールにCBR(キャプティブビーズリング・リングピアス)をぶら下げる方法です。
拡張で向こう側が見えるのに加えてCBRがゆらゆら揺れるのでとても存在感が出ます。

耳たぶにピアスを開けてから、ピアスホールを0G〜00Gに拡張して尚且つピアスホールが安定していないとできないので、上級者向けの付け方です。

ホールトゥホールは4Gくらいまで拡張すれば細いピアスでできないこともないですが、隙間が狭いので見た目でわかりづらいです。
ピアスの存在感を出すなら0G〜00Gくらいまで拡張して12GくらいのCBRをつけるのがおすすめ⭐︎

CBR以外にもサーキュラーバーベルや細いピアスを何個か通すなど付け方は自由です。

クロスインダス

ピアスの変わった付け方(クロスインダス)

インダストリアルを十字にクロスさせるように付ける(開ける)やり方です。

もともとインダストリアルが開いている人なら、そこに被らない位置でクロスしたときにぶつからない位置を計算して開けます。
一気に開けるのは耳に負担が大きいため、最初にひとつめのインダストリアルを開けてある程度安定したことに二つ目を開けるのがおすすめ。

自分で距離を計算しながら開けるのは難しいため、ピアッシングスタジオなどで開けてもらう方が綺麗に開けられます。

軟骨ピアスを開ける時の痛み

軟骨ピアスを開ける時の痛みは人それぞれ個人差や体調によってです。

ピアスが17個開いている筆者が、個人的に痛かった場所をご紹介するので参考にしてみてください。

一番痛かったのは「セルフ(ニードル)でヘリックス)」を開けた時

一番痛かったのは「セルフ(ニードル)でヘリックスを開けた時」
一番痛くなかったのは「トラガスをピアッシングスタジオ(ニードル)で開けてもらった時」です。

ニードルを刺すと、耳が条件反射で硬直してくるので一気に開けないとぐりぐりニードルをねじ込む形になり綺麗に開けられません。
ピアススタジオで開けてもらうと、慣れている人が一気にあけてピアスまで入れてくれるので一瞬です。

ちなみにピアススタジオで開けてもらって一番痛かったのは「アンチトラガス」です。
排除されかけたので外しましたが、場所的にニードルを曲げて貫通させるので声が出るくらい痛かったです。

ピアスを開けた時の痛み度

痛み度を星で表すとこのような感じです。

ピアッサーでイヤー・ロブ(耳たぶ):★☆☆☆☆
ピアッサーで軟骨(主にヘリックス):★★★☆☆
セルフニードルで軟骨(ヘリックス):★★★★★

ピアススタジオで軟骨(トラガス):★★☆☆☆
ピアススタジオで軟骨(アンチトラガス)★★★★★

ニードルを曲げないといけない位置は痛みが強いと思っておいてください。
トラガスは本当に一瞬で痛くなかったですが、開ける時の貫通する音は一番近かったです。

軟骨ピアスを開けるならニードルがおすすめ

ピアッサーは勢いよくピアスを刺して開ける力技なので、場所によっては軟骨が割れたり避けたりのトラブルのリスクも。
一気に開けられるならピアッシングニードルを使って開けた方が、傷口も綺麗なので安定もはやくなります。ニードルは1本数百円〜1,000円でも手に入ります。

もしお金に余裕があるならプロのピアッサー(ピアスを開ける人)がいるピアッシングスタジオで開けてもらうのがおすすめです。
場所によって1箇所6,000円〜1万円程度のお金がかかりますが、正しい位置に一瞬で綺麗に開けてくれてその日からピアスをつけてくれます。

トラガスなど、耳の形状によっては開けない方がいい場合もあるので、難しい位置ほどお店で開けるのがおすすめです。

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