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【動画あり】舌ピアスの開け方・料金は?種類と名称・注意点についても解説

舌ピアスって、他のピアスとは違った魅力があって素敵ですよね。耳と違って、なかなか気軽に開けられないと思っている人も多いのではないでしょうか。

今回は舌ピアスの開け方と料金、舌ピアスの種類と名称、舌ピアスの注意点について解説していきます!

目次

舌ピアスの開け方と料金

舌には大事な血管が多く通っているので、高くても病院やスタジオで開けてもらうのがおすすめです。

舌ピアスは手際良く開けないとよだれが垂れてきてしまい、痛みに耐えつつセルフで開けるのは難易度が高いです。

舌ピアスの開け方とおおよその料金を紹介します。

ピアススタジオで開ける(1万円〜)

舌ピアスは、ピアスの穴あけに慣れているピアススタジオでの施術がおすすめです。

舌には大事な血管が多く通っています。自宅でニードルやピアッサーで開けてしまうと、大量出血になった場合命に関わります。

センタータン(舌の中心のピアス)は、上手に正しい場所に開ければ比較的痛みが少ないと言われる場所でもあります。

基本的に麻酔なしで、ニードルで開けたあと直接ピアスを入れてもらう形です。口の中の消毒としてイソジンなどが進められます。

ピアス自体にジュエリーが付いているかどうかや、お店によって値段が変わります。

ピアスの穴あけ対応の病院で開ける(1.5万円〜)

病院でピアスを開ける場合は、基本的に自由診療(保険適用なし)扱いです。

病院で舌ピアスを開けると麻酔代や薬代が入ることが多いため、ピアススタジオよりも少し料金が高くなりやすいです。

病院によってはピアッサーを使う場合とニードルを使う場合があります。できれば余計な衝撃が少ないニードルで開けてもらいましょう。

殺菌系のうがい薬や化膿止めの抗生物質などが処方されることがあります。

当院のボディピアス穴あけの料金は、穴あけ代と麻酔代、ピアス代が含まれております。舌ピアスはピアッサーの場合¥14,300(税込)、ニードルの場合¥16,500(税込み)です。アフターケアとしてお薬代も入っております。

ドクターミナガワ渋谷整形 より引用https://2266.co.jp/faq_post/piasu2/

ピアスのトラブル(腫れ・膿み・肉芽など)で受診する場合は、保険適用になる可能性が高いです。何かあった場合は早めに相談してみましょう!

ピアッサーで開ける(1,000円〜)

セルフで舌用ピアッサーを使って開ける方法です。

ピアッサーは安くて手軽な分、衝撃が強く腫れやすい・舌が短い人だと開けるのが難しいです。

  1. ピンセットやゴム手袋をして舌を手前に引き出す
  2. 水性ペンや無菌ペンでマーキングをする
  3. うがい薬で口内を清潔にする
  4. 斜めにならないようにピアッサーを当て、素早く握り込む
  5. 透明なカプセルを外して完了

舌用ピアッサーには舌を引き出すためのピンセットが入っています。

舌を引き出している間はよだれが出てきてしまうので、位置を決めてから手際良く進める必要があります。

瞬間ピアッサーはある程度握り込んでしまうと、一気に針が刺さってしまうので気をつけましょう。

▼舌用ピアッサーでの開け方動画

ピアッサー提携病院で開けてもらう

JPS株式会社のセイフピアッサーなら、提携病院にピアッサーと購入時のレシートを持ち込むと、無料または500円程度で開けてもらえます。

必要なものは以下の通りです。

  • 未開封のセイフティピアッサー
  • 購入時のレシート もしくは 販売店のスタンプが押された冊子

セイフティーピアッサー提携病院一覧で最寄りの病院を探してみてください。

ニードルで開ける(1,000円〜)

市販のピアッシングニードルを使う方法です。

ピアッサーと同じく、片手で舌を引き出しながらもう片方で痛みに耐えつつ開けるので、上級者向けの方法です。

素手で舌を引き出すとよだれで滑ってしまうため、滑り止めとしてゴム手袋とピアス用のピンセット(フォーセプス)を両方用意するのがおすすめです。

ニードルで舌ピアスを開ける方法は以下の通りです。

  1. ピンセットやゴム手袋をして舌を手前に引き出す
  2. 水性ペンや無菌ペンでマーキングをする
  3. うがい薬で口内を清潔にする
  4. 斜めにならないようにニードルを刺す
  5. ニードルのうしろにピアスを当てがい、ゆっくりと押し出すように引き抜く。

貫通に時間をかけると、皮膚が腫れて硬直してきます。位置は確実に手早く進める必要があります。

▼舌ピアスをニードルで開ける手順(動画は病院の施術ですが、セルフだとこれを一人でやるので大変です)

 

 

舌ピアスの種類と名称

舌ピアスには、一番オーソドックスで舌の真ん中に開ける「センタータン」や、舌の端に付ける「タンリム(タンエッジ)」などの種類があります。

「センタータン」

舌の中心部分に開ける舌ピアスです。

正しい位置に開けてもらえば痛みも比較的少ないという声も多いです。(個人差あり)

短めのストレートバーベルや、片方が平たくなっているラブレッドスタッドなどが好まれます。

 

「タンリム(タンエッジ)」

舌のど真ん中ではなく、舌の端や端寄りに付ける舌ピアスです。

キャプティブビーズリングや、ストレートバーベル、ラブレットスタッドなどを付けるのが人気です。

「タンウェブ」

口を開けて、舌を上顎に沿わせたときに舌と下顎を繋ぐ縦線のような粘膜部分につけるピアスのことです。

キャプティブビーズリングや、ストレートバーベルなどあまり邪魔にならないピアスが好まれます。

「リンガム」

舌の裏側の平坦な部分に付けるピアスです。口を開けて、下を上顎に沿わせたときに線状の粘膜よりも上の部分に付けます。

「ホリゾンタルタン」

普通の舌ピアスは正面から見て縦に貫通させるのに対して、舌の端から端までを横断するようにつけるピアスです。

「スクランバー」(牙ピアス)

いわゆる牙ピアスと呼ばれるもので、上唇をまくり上げたときに歯茎と上唇を繋ぐ縦線のような粘膜に付けるピアスです。

厳密に言うと舌ピアスではありませんが、口内に付けるピアスとして人気が高く、関連としてご紹介しました。

サーキュラーバーベルに似た形で、スクランバー用のピアスが売っています。

「スプリットタン」(蛇の舌)

センタータンのピアスホールを徐々に拡張して、最終的に舌の先を割いて二股の舌にすることです。

通称「スプタン」などと言われます。舌ピアスからさらに先の話ですが、見た目のかっこよさから人気があり、やる人は少ないです。

2012年の映画「蛇にピアス」でもスプリットタンが出てきて、一般人への認識も強くなった気がします。

舌ピアスの注意点

舌ピアスは見た目にインパクトもあってかわいいのですが、皮膚のピアスにはない注意点もあります。

献血ができない

舌ピアスに限らず、粘膜部分にピアスを開けている人は万が一の感染症の危険から輸血・献血ができません。

医療機関等で、あるいは使い捨ての器具で穴をあけた方は、穴をあけた場所の状態にもよりますが、細菌等が感染している危険性があると判断し、最低1カ月間献血をご遠慮いただいております。
その他の場合(友人同士などで安全ピンや針を共用して穴をあけた方など)は、エイズ、B型肝炎およびC型肝炎などのウイルスが血液を介して感染している可能性を考慮して、6カ月間献血をご遠慮いただいています。

口唇、口腔、鼻腔など粘膜を貫通してピアスを挿入している場合は、献血をご遠慮いただいています。

日本赤十字社 より引用:https://www.jrc.or.jp/donation/about/refrain/detail_06/

ピアスを飲み込みやすい

口の中は常にピアスに水分が触れているので、ネジが緩みやすく気付かずに飲み込みやすいです。

食事中や睡眠中に飲み込んでしまうことが多いので、不安な人は新しいピアスを用意しておきましょう。

口の中や歯を傷つけてしまう可能性がある

無意識に舌で遊ぶうちに歯並びが多少悪くなったり、噛んだときにピアスがぶつかって前歯が欠けてしまうことがあります。

話すときもピアスがぶつかるので「滑舌が悪くなった」と感じる人は多く、歌ったり話したりする仕事や趣味がある人は注意が必要です。

舌ピアスは排除されやすい・塞がりやすい

耳など皮膚のピアスに比べて、粘膜部分のピアスは塞がりやすく、排除されやすいです。

病院によっては不安定な位置のため「粘膜には開けません」という病院もあるくらいです。

将来塞ぎたくなったときに治りやすいメリットもありますが、治癒力は個人差があるため、絶対に塞がるとも言えません。

感染症や舌癌のリスクが上がる可能性がある

舌は長期的に刺激が加わると舌癌のリスクが高まるという話や、安定したあとでも免疫力の低下などで感染症を起こしやすいです。

安定後も洗口液などで定期的なケアをしないと歯周病や口臭の原因になるとも言われています。

舌ピアスは常に異物が入っている状態なので、開けた後も清潔やケアに気をつける必要があります。

以下のような感じがする方は、よくお読みください。

・ベロにしこりがある

・ベロの口内炎がいつまでも治らない

・最近、ベロが左右対称でなくなってきた

舌ピアス

舌を含め、口腔内は粘膜ですので強い刺激を受けやすく、組織が壊れやすいので常に清潔を保って下さい。

スワンデンタルクリニック 舌癌の5大原因から一部引用

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